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航空券の基礎知識(2)

航空券にはさまざまな種類があるが、旅行者が利用する一般的なものといえば、正規割り引き航空券か格安航空券のいずれかだろう。

正規割り引き航空券

正規割り引き航空券(ゾーンPEX運賃)とは、IATA(国際航空運送協会)が決めた運賃をもとに、各航空会社が独自に価格を設定する航空券。価格帯の下限が「IATAが定めた料金の70%引きまで」と決められている。出発直前まで購入可能なスタンダードなタイプと、決められた期日までに購入すればより安くなる早割タイプがある。
また、インターネットで購入する場合、さらに割り引きとなるWEB割り引きなど航空会社によっていろいろな割り引きサービスを展開しているので、公式サイトにアクセスして情報を入手するといい。

◆メリット

  • 便名指定が確実にできる。また、座席を事前に指定できる確率も格安航空券より高い。
  • 正規割り引き航空券だけに、ピーク時の予約も取りやすく、キャンセル待ちの場合も順位が高い(キャンセル待ちができないタイプの航空券もある)。
  • 復路便の予約変更が可能なものがある(手数料が必要な場合がある)。
  • 子どもの運賃が明確。2〜11歳の小児は33%割り引き、また、座席を使用しない2歳未満の乳幼児は90%割り引きとなる。
  • キャンセル料が一定。エリアによるが、出発直前のキャンセルでも5000円〜3万円。
  • 購入が航空会社でも旅行会社でも可能で、どこで買っても価格は同じ。
  • 「往路は日本航空、復路はエールフランス」というように、共同運航便の航空券なら往復異なる航空会社を利用することもできる。
  • 日本国内主要都市からは追加料金なしか、わずかな追加料金で利用できることが多く、地方在住者の場合、トータルで考えると得なことが多い。
  • ほとんどの場合、航空会社のコンピュータ上で航空券を管理する「eチケット」(航空会社のコンピュータ上でチケット内容を管理するタイプで、紙のチケットは不要となる)なので、便利で安全。

◆デメリット

  • 一部の路線や時期を除き、格安航空券に比べると高い。

格安航空券

旅行会社が宿泊や送迎など旅行パーツを組み合わせて販売することを前提にしているのが格安航空券。旅行会社によって価格は異なり、航空会社で直接購入することはできない。

◆メリット

  • 低価格である。
  • 予約後の購入制限が正規割り引き航空券と比べて緩やかな商品が多い。

◆デメリット

  • 利用する航空会社の変更や払い戻し、予約内容の変更などが不可能。低価格な分、制約が多い。
  • 事前の座席指定ができない場合が多い。
  • 出発直前のキャンセル料が高い。
  • 子ども料金の設定がないものが多い(大人と同額)。
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