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実践編~4~
現地のSIMカードを購入する

現地キャリアに対応したSIMカードを購入し、SIMフリースマホに差し替えて利用する方法。現地の国内通話の扱いになるので、割安な料金で通信環境もほぼ良好。SIMカードの多くはプリペイド式なので、使いすぎによる高額請求の心配も不要。海外に長期滞在する場合や、渡航頻度の高いビジネスマンなどに向いている。

1.現地SIMカードでの通信の仕組み

「現地SIMカード」とは、現地の携帯電話会社(キャリア)のSIMカードのこと。プリペイド式の現地SIMカードを購入して、自分のSIMフリースマホに差し込めば、プリペイド分の通信が利用できる。

ちなみに、SIMカードとは、携帯の電話番号情報や、携帯電話回線に接続するための情報などが書き込まれたもので、このカードがないと、携帯電話回線につなぐことはできない。

2.準備するもの

SIMフリーのスマホを入手するには

現地SIMカードを利用するには、まず、SIMフリーのスマホを用意する必要がある。

SIMフリーのスマホを入手するには、「SIMフリーのスマホを購入する」「SIMロックがかかった自分のスマホのロックを解除する」という2種類の方法がある。

SIMフリーのスマホを購入する

SIMフリーのスマホは、iPhoneであれば、Apple Storeで、Androidであれば、家電量販店などで購入することができる。 購入や設定のハードルは高くなるが、現地での購入も可能だ。

自分のスマホのSIMロックを解除する

キャリアによるSIMロックは、2015年5月以降に発売された機種については、一定の条件を満たせば、ロック解除が可能だ(ロック解除は、3,000円程度の手数料が必要な場合が多い)。キャリアの公式サイトで、ロック解除が可能な機種かどうかを調べてみるといい。

ただし、スマホには複数の通信方式(利用周波数帯)があり、現地キャリアの通信方式と異なる場合は使えないこともあるので、よく確認しておこう。

現地SIMカードを入手するには

SIMカードを入手するには、「日本で事前に購入する」という方法と、「現地で購入する」という方法がある。

SIMフリーのスマホを入手するには、「SIMフリーのスマホを購入する」「SIMロックがかかった自分のスマホのロックを解除する」という2種類の方法がある。

日本で事前に購入する

日本で購入する場合は、家電量販店、ネットショップ、空港などで購入できる。
通常のSIMカードは特定の国でしか使えないが、複数の国で使えるグローバルタイプもあるので、自分の旅行に合ったタイプを調べてみよう。
ただし、国内で購入をすると通信量に対して割高になることが多い。

現地で購入する

現地で購入すると、通信料金がかなり安価に抑えられる。しかし、事前に購入先を調べる必要があり、SIMカードの種類を選ぶ際に言語の壁があるなど「スマホに詳しい人」や「語学ができる人」以外にはおすすめできない。

SIMカードの種類はさまざま

SIMカードにはいろいろな種類があり、規格が合わないと利用できないので、購入時には注意しよう。

(1)サイズ
SIMカードはサイズ別に3種類あり、大きいほうから「標準SIM」「マイクロ SIM」「ナノSIM」となっている。自分のスマホがどのサイズかを事前に確認しておこう。

(2)音声通話の有無
SIMカードには、「データ通信のみのタイプ」と「データ通信+音声通話が利用できるタイプ」があるので、自分の使いたい機能に合わせて選ぼう。

(3)容量タイプ/期間タイプ
指定された通信量(「1GB」「3GB」など)までデータ通信が利用できるタイプと、指定期間内(「14日」「30日」など)はデータ通信が利用できるタイプがある。後者の場合、1日あたりの通信量制限がある場合が多い。

3.現地SIMカード通信の特徴

現地SIMカードは、「渡航先の国内料金」で接続できるため、通信料が安く抑えられるのが最大のメリットと言える。
滞在日数が1~2日の場合は、逆に割高になるが、数週間とか1か月といった長期滞在の場合は、海外パケット定額などに比べて、かなりコストパフォーマンスがよくなる。

また、たいていはプリペイドタイプなので、あとから高額請求をされる心配がないというのも安心材料だ。

一方で、入手した現地SIMカードをスマホに挿入したのち、接続先設定(APN設定)を行う必要があり、上級者向きと言えるだろう。

SIMカードによっては、1日あたりの通信量に制限があり、それを超えると速度が遅くなってしまうので注意が必要だ。

もうひとつの注意点は、SIMカードを差し替えることで、スマホの電話番号が変わってしまう、ということ。
日本のキャリアの音声通話やSMS(ショートメッセージ)をあまり利用しないのであれば問題ないが、「日本国内の人から頻繁に電話がかかってきて、その電話に出る必要がある」「頻繁にSMSのやり取りをしている」といった人は、新しい携帯の電話番号を知らせるなどの対応が必要だ。

現地SIMカードでLINEは使えるの?

日本でいつも使っているスマホであれば、そのスマホを現地SIMカードに差し替えても日本国内と変わりなくLINEを利用することができる。
ただし、現地用として、いつものとは違うスマホを新たに用意した場合、LINEアプリをインストールしても、同一アカウントで使うことはできない(LINEの初回登録時にフェイスブックアカウントで行っていれば、同一アカウントでの利用が可能)。

また中国は、情報規制のために中国国内の通信に制限がかけられており、LINEやツイッター、フェイスブックなどは、基本的に使えないので注意が必要だ。
(「VPN(※)を利用する」「(電話番号ではなく)フェイスブックアカウントで登録したLINEを利用する」などを実行すれば、LINEが利用できる場合もある)

※VPNとは、仮想的にプライベートなネットワークを構成することで、第三者に侵入されないようなネット接続をすること。

出張では、仕事先との電話連絡が多いので、通話料金が安い現地SIMを使っています。
電話番号が変わってしまうけど、日本の家族や友だちとの連絡は「LINE」だから、特に問題ありませんでした。

事前の準備

SIMフリーのスマホを用意したうえで、できれば日本で現地SIMカードを購入し、APN設定方法を確認しておくと安心だ。

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