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実践編~3~
携帯電話会社の「海外パケット定額」を使う

NTTドコモなどの携帯電話会社(キャリア)が提供する海外専用のパケット定額プラン。自分のいつものスマホで、利用したいときにネット接続ができる。「1日(24時間)」単位の定額制ではあるものの、他の手段と比較するとやや割高な印象もあるようだ。携帯電話回線を利用するので、SMS(ショートメッセージ)の利用も可能だ。

1.国際ローミングと海外パケット定額の仕組み

海外で日本の携帯電話を使うと、まず、現地のキャリアと通信が行われ、現地キャリアの通信設備を通して、日本のキャリア(※)のサービスを受けることができる。これを国際ローミングという。

※MVNO(いわゆる格安SIM)のうち、海外での音声ローミングが可能なものはあるが、海外でモバイルデータローミングができるサービスはない(2016年4月現在)。

ただし、海外でデータローミング(音声通話ではなくモバイルデータ通信)を行った場合、現地キャリアと接続されてしまい、日本国内で利用しているキャリアの「パケット定額」は適用されない。そのため、驚くほど高額の請求になる。

これではとても安心して利用できないので、キャリアはそれぞれ、「海外パケット定額」というサービスを用意している。
日本のキャリアと提携している現地キャリアを正しく選択すれば、この「海外パケット定額」が適用されて、1日あたりの通信料が、最大でも3,000円程度に抑えられ、安心して使えるというわけだ(ただし、「海外パケット定額」適用外のエリアがあるので、確認が必要)。「海外パケット定額」用のアプリを正しく利用することで、提携していない現地キャリアと接続されることもなくなる。

2.海外パケット定額サービスの特徴

国際ローミングを利用した海外パケット定額サービスは、とにかく簡単に利用できるのがメリットと言える。

特別な機材を用意する必要もなく、いつもの自分のスマホが使える。また、3大キャリアで事前の申し込みが必要なのは、4つのサービスのうち、NTTドコモの「パケットパック海外オプション」のみだ。
いずれのサービスも、キャリアが提供する専用アプリを利用すれば、海外でも安心して接続することができる。

海外パケット定額は、たいてい、2段階の定額制となっており、どれだけ使っても、1日当たりの上限は3,000円程度に抑えられている。
「1日」単位で課金されるので、5日間の旅行の際に、3日間しか使わなければ、3日分しか請求されない。

ただし、「1日」の定義は、たいてい「日本時間の0:00~23:59」となっているので、現地時間と間違えないように注意したい。
(NTTドコモの「パケットパック海外オプション」は、「使用開始から24時間」を1日としている)

比較的低額で、日本で加入しているデータ定額プランの容量を海外でも使用できる「世界データ定額(au)パケットパック海外オプション(NTTドコモ)」というサービスもある。

また、テザリング(スマホをWi-Fiルーターとして利用する方法)についても、海外パケット定額が適用されるので、持参したパソコンをスマホ経由でネットに接続したり、グループのひとりが海外パケット定額を利用してグループ内のほかのメンバーがそれを利用したり、という方法も可能だ。

利用者には使いやすい海外パケット定額だが、もちろん料金がかかるので、フリーWi-Fiを基本に、旅行期間内にどうしても使いたい日があったり、フリーWi-Fiが繋がらない時のための「お守り」として併用するのもいいだろう。

面倒な設定や手続きなしに、日本と同じように使えたのがよかったです。
1週間の旅行で、4日だけ利用しました。

事前の準備

出発前に、各携帯キャリアのウェブサイトなどで、料金、内容、利用可能エリア、提携現地キャリアなどを確認し、海外用アプリをダウンロードしておこう。必要な設定を済ませておけば、現地到着後にお知らせメールが届き、利用開始OKとなる。

●NTTドコモ:海外パケ・ホーダイ
●NTTドコモ:パケットパック海外オプション(申し込みが必要)
●au:海外ダブル定額
●au:世界データ定額
●ソフトバンク:海外パケットし放題

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